前漢の宣帝と皇后が主人公のマンガ。無茶苦茶なことに4コマお笑い系です。更に驚きなことに一応権力争い部分が流れで出てくるんです。
この皇后が結構悲劇な人なので、ずっとこの連載はどうやってそうなるんだろうと心配していましたが、このマンガでしかありえないような感じに解決しました。…これもびっくり。
名前がややこしいくらいで、歴史物!という感じではないので、普通に4コマとしても面白いと思います。
2005年1月 | 小説 | コミック |
お嬢様と私 3 | 加藤 四季 | ||
前漢の宣帝と皇后が主人公のマンガ。無茶苦茶なことに4コマお笑い系です。更に驚きなことに一応権力争い部分が流れで出てくるんです。 | |||
2005/1/30 |
ゆらゆらと揺れる海の彼方 | 近藤 信義 | ||
海獣(と呼ばれる生き物)に乗る騎士たちが活躍する異世界もの。戦いの天才ジュラを主人公にした戦記物です。記憶喪失の少女ノウラやジュラの兄辺境公ラシードといった脇役もいい雰囲気です。ジュラが結構無茶苦茶な性格なので周りが締めないと話がすすまないというのもありますが、最後のほうまであんまりジュラが主人公だと意識して読んでいませんでした。 面白かったのですが、伏線がたくさん残っていてまだ長いプロローグが終わったところ…といった印象です。続編出ているようなので、期待してます。 | |||
2005/1/26 |
百年の満月 4 | たかもり 諫也 | ||
19世紀パリで、ヴァイオリニストになるであろうリュシアンといわゆる吸血鬼ヴィクトルを中心とする物語完結編。この二人べたべたで甘いんですが、ラブラブではないのでご安心下さい。親子のような兄弟のような感じです。前の巻までにかなりの部分、物語の問題となるところは解決していますのでまとめの巻ですね。以下ネタバレ。 | |||
2005/1/23 |
おおきく振りかぶって 3 | ひぐち アサ | ||
発売日はいつかな?と楽しみにしていたのに、アフタヌーンのコミックスの発売日を知らなかったので今日出ていてびっくりしました。 相変わらず超マイナス思考の三橋の行動が面白いです。部のメンバーもお互い馴染み始めて、これからどんどん野球部として出来上がっていく感じが良いです。三橋と阿部の信頼関係もだいぶ出来てきて早く試合の話が読みたいです。 | |||
2005/1/22 |
虚剣 | 須賀 しのぶ | ||
雑誌掲載時に読んでいたので、後回しになってました。須賀しのぶの柳生もの。尾張柳生の五世宗家柳生連也が主人公です。宗矩と十兵衛はちょっと知ってますが、この人は全然知りませんでした。後書きに剣豪小説ではないと書いてあります。私は剣豪小説を読んだことがないので、比較出来ないのですが、剣豪小説ではないにしてもコバルトっぽくないのは確かです。 | |||
2005/1/17 |
百万の手 | 畠中 恵 | ||
『しゃばけ』(感想はここ)など時代物を書いている畠中恵の現代もの。親友を放火で失った中学生が真相を探す物語。「やれば出来るけどやっちゃいけない」時人は踏みとどまれるのか?という話が何度か出てきますが、これは踏みとどまれなかった人々の話でもあると思います。リアルな部分もあるしファンタスティックな部分もありといった感じです。義理の父(予定)がいい感じです。 | |||
2005/1/15 |
Q&A | 恩田 陸 | ||
恩田陸の変わった形式の小説です。ある住宅街の巨大スーパーで原因不明の死傷事故が発生し、死者69名となったが何が起こってどうして事故になったのかが不明な状況。この事件の関係者への質問と回答という形の短編がいくつも続いているような小説です。 真相が不明な中、次々と人が変わっていく。事件に関わった人たち自身の闇が浮かび上がってきて、なかなかおもしろい形式です。 | |||
2005/1/13 |
いでじゅう 1〜10 | モリ タイシ | ||
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2005/1/9 |